ながらくご無沙汰していました!

震災以降、更新が途絶えておりました。
新年1月中旬より、新サテライト局運営開始します。
そんなわけで、今、また諸々機材を取り揃えているところです。
機材関係の更新はもうしばらくお待ち下さい。
写真の無い投稿は初めてかも知れませんが、
年の変わり目にけじめをつけておこうと思いアップさせていただきました。
ほんとーーーに、いろいろなことを体験した1年でした。
ご講読の皆様の上にも様々なことが起こったことと思います。
受け止め、乗り越えて行くことのほか、前に進む道はないのだと思います。
ただ、フクシマの場合、進む方向が定まっていないのが現状ですが・・・・。
このブログを続けることが、フクシマの復興を振興しているとは思いませんが、「あ、フクシマ大丈夫なんだ」と思われてしまうと、フクシマはますます方向性を見いだせなくなってしまう。
年の瀬に、ご愛読の感謝と、皆様が迎える新年が良き年であることを祈念して筆を置きます。

サテライトスタジオ

2月からサテライトスタジオがオープン!
このラック一つでどこにでもサテライトスタジオを展開することができる。
回線の確保さえできればの話ではあるが・・・。

上から、ミキサー、電源ユニット、コンペラー、CDプレイヤー、AD/DAコンバーター
チューナー、リバーブ、グライコ、パワーアンプをビルトインしている。
GEQ、PAは会場内外へエアをPAする為である。


マイクはSHUREのBeta57である。
アイソレーションブースもなく、その上、エアもガンガン鳴っている環境で使えるマイクということで選定した。
その狭指向性ぶりは想像以上で、話し手が顔をふるだけでスイートからはずれてしまう。

抜群のロケーションで「仮設」であることが惜しまれるが、
「常設」をかかえて維持費を発生させない為にあえて仮設にした。
設営2時間、撤収1時間でどこへでも行く。

電話リポーターセット

気がつけば1ヶ月ぶりの更新である。電波を発射してからというものブログの更新さえままならない多忙さであったことを察していただきたい。なんとか1ヶ月経過してこれから番組表を作成したり、ホームページを整えたりというところに着手できるようになりました。
さて、テレホンリポーターの使用回数も増え、使い易く周辺を整えてみました。
ポータブルミキサーというとシュアー社とかシグマ社とかが念頭に浮かぶが、如何せんかなお値段が・・・・。そこでみつけたのがAZDENFMX-20である。
2in2out、006P駆動、ヘッドホンジャックは標準タイプ。つくりもたいへんしっかりとしている。
収納しているバッグは、かなり昔のディスクマン用である。ディスクマン本体とCDをジュエルケースのまま数枚、そしてヘッドホンケーブル用の窓がついている。何よりもありがたいのが、バッグの内側がすべてマジックテープのメスになっていて、収納する機器にオスのテープを貼っておけばかなりしっかりと固定できる。ここにテレホンリポーターと携帯電話、ミキサー、そしてエアモニ用のポータブルラジオ、イヤホン、ケーブル類が収納でき、そのまま使用する事ができる。
インタビューマイクにカラーをつけてみた。ロゴマークを刷り込んだハガキ3枚を両面テープで貼り合わせてできあがりである。これがあれば、無名のリポーター氏も勇気百倍で突撃できることであろう。


USBモニター

CMやステーションブレイクの運行時間を表示させる為にUSB接続の小型のモニターを求めた。
ネットワーク上の別のMacの表示画面を画面共有で表示させている。別のMacとは自動運行プログラムを動かしているMacで、当局ではすなわちCMバンクのことになる。
はじめは、数台のパソコンでネットワークを組まなければならないと考えていて、これ以上システムを複雑にするのはいかがなものかと逡巡していたのだが、小型ディスプレイを探していてこのUSBモニターの存在に気づいた。早い、安い、簡単で僕にとってはエポックメーキングな製品である。
離れたところにあるパソコンの画面を、近くにある別のパソコンのUSBポートを借りるだけで表示できるのである。

メインブース

昨日に続いて本日はメインブースのコンソールの写真をUPする。
すでに多くのパーソナリティ予定者の方々が、トレーニングに使っているので
開局前の「真新しい」感は、あまり感じられないかも知れない。
しかし、設計者と使用者の意見の相違は少なく、今のところ良く出来たブースであると思っているのだが、本当に良いブースとは、パーソナリティーが喋り易い環境で、そしてゲストスピーカーが思わず饒舌になってしまう環境が整っているブースをそう呼ぶのだろうと思う。
果たしてここからどんなメッセージがリスナーのもとへ届けられるのだろう?とても楽しみである。