マスターラック

送信機へ送り出す信号を制御する諸装置を架装してあるラックである。
上から順に、安定化電源装置、コンプレッサー、ミキサー、ダッカー、MacMiniとHD、録音装置、この空いたスペースにはJ-Waveレシーバー、最下段は電源装置の拡張モジュールとなっている。
このラックの天板の上には、MacMini用のモニターディスプレイとキーボードが乗っている。
それぞれの機材については折をみて紹介しようと思う。

テレホンリポーター

携帯電話にインタビューマイク1本とイヤホン二人分をつなぐ仲介をする機器である。
docomo用とau用の変換ケーブルが付属している。
これがあれば携帯電波のエリア内ならどこからでも電話中継ができる。
ただしココラジでは、電話中継の主力はiPhoneまたはiPod touchによるSkype通話と考えているので、Skypeがつながらない場合のバックアップ機材という位置づけである。
使い勝手はどうかというと、携帯電話と本機とマイクを同時に持つと、機動性は著しく阻害されてしまう。携帯電話を1台テレリポ専用にしてビニールテープなどでグルグル巻きにして使うにしても、持ちにくさ、取り回しの不自由さは多少残るだろう。
矩形のスチール製のケースに一考の余地ありと考えるのは僕だけであろうか。

インタビューマイク

インタビュアーが使うマイクとしてこれほど定着している機種はあるまい。
ロングタイプは正に専用機種と言えるだろう。軽さ、持ちやすさ、バランスの良さ、そしてその音質。改めて納得の逸品SM63Lである。

クラモリン

接点復活剤・接点保護剤である。Contact Cleaner、Protectionという名のドイツのクラモリン製である。
長い眠りから目覚めた古い機種にとってはContact Cleanerは無くてはならない接点復活材である。新しく買いそろえた新しい機材にとってはProtectionはとても素晴らしい接点保護材となります。
効果は絶大ですよ!

マイクアーム

デスクトップに付けられるタイプのマイクアームである。
各社から色々出ている。オオハシ、スギプロ、タカサゴ、K&Mと検討した。スプリングが付いていたのは後者の2社だけであった。さあどっち?となる以前に価格の開きが10倍以上あることを知っていたので、「これしかない」。
マイクが重ければそれなりにバランスが取れたのかも知れないが、ここのように軽いマイクの場合、気合いを入れてネジを締め上げないと固定されない。目下のところ使用中にズリズリ上がったり下がったりということは皆無で、きちんと締めて置きさえすれば充分に使用目的を担える機種と言えよう。
付属していた5mのマイクケーブルはちょっと頼りなかった。アームを分解し自分の好みのマイクケーブルと交換したのは言うまでもあるまい。

CDスタンド

前に書いた通り、一度に4枚のCDをセットできる。そのCDのPケースを陳列するCDスタンド(正式名称は違うかも知れない)である。
無塗装の木の角材に溝が切ってあるだけのシンプルな作りである。
集成材のデスクにも合うし、専有面積が少ないというところが良い。