ポータブルレコーダー

録音機である。昔ならナグラとかデンスケとかが不動の地位に居た訳であるが、現在は回転しない記録媒体の登場で、マイク一体型でも駆動ノイズの心配無用の機種が各社から各種出ている。
この機種は、マイクロSDカードを使用し、2GBのカードで44khz、16bitで3時間22分録ることができる。
秀逸なのはマイクアレンジである。インタビューなど特定の音を狙ったりする時、広がりのあるステレオ音像を録る時、数名での対談を録る場合などそれぞれマイクの向きや角度を変えることで対応している。
ただインタビュースタイルの時にマイクが近いと「吹かれ」てしまう・・・。そこで登場したのがSM57用のウインドスクリーンのスポンジ部分である。試してみると効果は絶大であった。
ステレオスタイルの時の風防はSM58用のを押し広げればイケそうである。ただこれは不細工なので写真掲載は控えた。


室外温度計

壁にかけてある電波時計の温度計では室内温度しか計測できない。エアコンを働かせていることが多いので外気温をはかる為に設置した。本当はデジタル表示でコンソールデスクに居ながらにして読みとることができるものを検討していたのだが、取り付けがちょっとした工事になってしまう煩わしさから、その100分の1程の価格で購入できる、この窓の外側に貼付けるものにした。
ま、空模様と温度を同時に見れるという点でこちらの方が便利ではある。

マイク&カフスイッチ

パーソナリティーもゲストスピーカーもこのマイクを使う。
スピーチ用のマイクとして定評のあるAKGのシリーズからの選択である。
マイクヘッドは色々なタイプが用意されているが、ここはミニガンタイプ。
かなりオフマイクでも充分拾える、すなわち話し手にマイクを意識させずに収音できる。
スピーチ用なので不要な帯域は拾いにくい。グーズネックで自由にポジションを変えられる。
などが本機導入の理由である。

そしてラジオブースに欠かせないのがカフスイッチである。
カフボックス(カフフェーダー)を使っているところが多いと思うが
このノイズレススイッチの便利さを知れば、きっとこちらに乗り換えることであろう。
軽く指先で触れるだけでオンオフを切り替えることができる(この作動モードも選択できる)。
急いでフェーダーを上げ(下げ)る必要はなく、落ち着いてトークに専念できるはずである。
オンオフの状態はタッチスイッチパネル脇のLEDで表示している。
マイクについているターリーと連動できれば一番いいのだが、そこだけが残念である。

トークバック

キューボックス(ヘッドホンアンプ)のAUXインへ送ってトークバックにするシステム。
マイクとプリアンプとアッテネッターがあればいいわけだが、写真の様に小さなミキサーに直接マイクを刺して使えば実にコンパクトにトークバックシステムができあがる。相手の声は小さなパワードスピーカーからプリフェーダーで聞こえるようにした。
このサイズのミキサーも、これで電池駆動ができたら使い途がいくらでも広がるのに・・・。
片手に乗るA5サイズなのにACケーブルという足枷がなんとも惜しい。 USBパワーで駆動できるヤツは有りそうだがまだ見たことがない。ポータブルコンパクトミキサーはシュアー社の独壇場なのかなぁ。ソノサックスってまだあるのかな?でも躊躇せざるを得ない価格は相変わらずなんだろうな・・。
話は元に戻るが、マイクはこう見えてもダイナミックである。ブースの外はいろんな会話が飛び交っている。低めのゲインで思いっきりオンで使うことで雑音をカットする作戦である。

ヘッドホン中継ボックス完成

 ヘッドホンケーブルを延長するパラボックスが完成した。
一作目はリーマーでレセプタクルの大きさになるまで穴を広げていたが、この工法は量産向きではない。
思い切って24mmのホールソーを購入してみたら、あっという間に穴あけ作業は終了。
テーブル天板の裏側にマジックテープのメスを貼り(もちろんゲストが座りそうな位置に)、ボックスにはオスを貼る。着座位置に合わせて任意の位置にボックスを取り付けることが出来る。
使い勝手はすこぶる良い。左の腰のあたりにボックスが来る様にすると、ヘッドホンケーブルの取り回しが良く、まったく邪魔にならない・・と自画自賛
パラッた時でも、やわらかく伸びるカールコードなので充分対応できるはずである。

下から見るとこんな感じ。

上から見た図。足下のケーブル類はこれから片付けますので見なかったことにしてください。

ヘッドホンハンガー

 ホームセンターでフックを探したが、どれもイマイチ。じゃあ物は試しと購入したのが、その名も「ヘッドホンハンガー」なる商品。
 確かに使いやすい。向きも180度自由に変えられる。場合によっては2個掛けることも可能。もともとはラックレール用なので、ねじ穴が大きく、ねじ頭の大きな木ねじを探すと、径も大きくなりモミ込むのにたいへんな力を要することになったのは誤算ではあるが・・・。